加藤 健一 院長の独自取材記事
クリニックプラス三鷹
(武蔵野市/三鷹駅)
最終更新日:2026/05/27
2026年5月、三鷹駅から徒歩1分のビル7階に開業した「クリニックプラス三鷹」。院長を務める加藤健一先生が専門としているのは、さまざまな症状に対しての適切な診断を得意とする「総合診療」と、患者の生活背景も考慮した治療を提案する「家庭医療」。これらの専門分野を生かしながら、同院では内科、皮膚科、小児科などの幅広い相談に対応。急性疾患から慢性疾患まで、地域の患者が必要とする医療を提供している。法人グループ全体の特徴でもある「院内での待ち時間をできる限り減らす」などをコンセプトに、利便性にもこだわりながら「総合診療」および「家庭医療」の専門家として患者と向き合っている。そんな加藤院長に、同院の診療に対する思いなどを聞いた。
(取材日2026年5月15日)
予約や通院もスムーズに、利便性と相談しやすさを両立
三鷹駅からすぐで通いやすいクリニックですね。

当院は東京や千葉に複数のクリニックを展開するクリニックプラスグループの一院で、全院共通しているのが、駅から近いことです。当院も三鷹駅北口から徒歩1分のビル内という通いやすい場所にあります。加えてメッセージアプリで簡単に予約ができ、ウェブ問診システムでは事前に問診表を記入できることで、院内での待ち時間を減らし、無駄な時間が少ない診察を受けられる点も特徴です。平日は20時まで、土日祝日の診療を行っているのも当グループのこだわりです。この「クリニックプラス三鷹」はビルの同じ階、すぐ隣に薬局があるので、処方薬の受け取りもスムーズにできます。利便性の良さと同時に、相談しやすさも当グループがめざすところで、当院はスタッフの接遇レベルも高いと自負していますので、わからないことがありましたら気軽に聞いてください。
こちらの院長になられるまでの経緯を教えてください。
もともと当グループに非常勤で勤務していたのですが、ここの環境が良く、自分のステップアップという意味でも、このグループで院長の経験をさせてもらえればと考えていました。そうしたときに当院の開業の話を聞いて相談させてもらい、開業に合わせて院長に就いたというのが経緯になります。こちらに勤務する以前は、順天堂大学を卒業後、「東京都立多摩総合医療センター」で総合診療と家庭医療を学べるプログラムを受け、その2つの分野を専門として研鑽を積んできました。より幅広い診療を行うために、皮膚科や内分泌疾患などを診るクリニックにも勤務し、一般内科以外の診療にも携わってきました。
こちらで対応している診療内容について教えてください。

私が専門で学んできた総合診療と家庭医療は、急性疾患から慢性疾患まで、さまざまな疾患の診療と包括的なケアも得意としています。風邪や腹痛などの急性疾患はもちろん、生活習慣病の管理にも対応しますし、大きな病院に送らなければならない症状の迅速な見極めも行っていきます。皮膚科領域のご相談や、アレルギー症状で悩まれて来る方も多いですね。スギ花粉症とダニアレルギーに対しては舌下免疫療法にも対応しています。小児科も診ていますので年齢層は幅広く、お子さんから高齢者までいらっしゃいます。エックス線検査、心電図検査、血液検査、尿検査ができる体制も整っていますし、喘息の症状でいらっしゃる方が多いため、呼気一酸化窒素濃度検査(呼気NO検査)の機器も導入予定です。気になる症状があったときに、まず相談できるクリニックでありたいと思っています。
特定臓器ではなく「人」を診る
総合診療と家庭医療を専門に選ばれた理由は何ですか?

医学部を卒業後、専門科を決めかねていた研修医の頃、ご家族3世代にわたって診察する機会がありました。その際に「家族全員、安心して診てもらえた」と言っていただけた時に、家族そろって安心して頼れる場所の必要性を感じました。また、患者さんから「生活のことまで考えてくれている」と感謝されたことがあります。自分は無意識に患者さんの生活背景を聞いていたようですが、そういう話が患者さんにとって大事なのだということも意識するようになりました。そうしたきっかけから家庭医療って良いなと思うようになり、総合診療や家庭医療を専門とすることを決めて今に至ります。
専門分野のご経験は今の診療にどう生かされていますか?
総合診療と家庭医療は、特定の臓器ではなくその人を丸ごと診るという共通する概念はあるのですが、それぞれ少し視点が異なります。総合診療は、まず症状があって、それに対して検査などで判別する、診断に重きを置いた科です。家庭医療はその方の環境や価値観、家族との関係性などまで診ていく科になります。当院の診療においては、幅広く診療できること、必要に応じて専門の先生や病院に迅速につなげられること、生活習慣病などの慢性疾患では生活背景も考慮して診療を進められることに生かされていると思います。加えて、全体的なマネジメントができることも強みです。皆さん、いろんなクリニックにかかって、さまざまな薬を出されていると思うのですが、総合診療と家庭医療の専門家は、いろんなかかりつけの先生のリーダー的な立ち位置で、それらの管理が行えます。困ったらまず私に相談してもらい、伴走者として役立ててもらいたいと思います。
診療において大切にしていることを教えてください。

総合診療は患者さんからきちんと情報を聞き出すことが大事です。患者さんのお話はアバウトになってしまうことが多いですから、見逃しがちな症状の兆候に気づけるように、いつから痛いのか、どのくらい痛いのか、痛みのきっかけがあるかなど細かく、かつ患者さんが話しやすいように聞いていきます。家庭医療的な観点からは、必要に応じて生活背景やご家族のことなどを聞くようにしています。たくさん尋ねますし説明もしますので、患者さんと信頼関係を築くことも大切にしています。
地域に根差し、困ったことをまず相談できる場所に
5月に開業されたばかりですが、今後どのようなクリニックをめざされますか?

三鷹周辺にお住まいの方やお勤めの方が、何かの症状で困ったらまず相談できる場所にしていきたいと思います。このくらいの症状で受診して良いのか悩むこともあるかと思うのですが、気軽に来られるクリニックでありたいですね。また、ご年配の方で、薬をたくさん処方されてその管理に疲れてしまっている方も、一度相談に来てほしいです。専門分野のある先生は全体のマネジメントまで手が回らないという場合もありますので、私のような総合医療や家庭医療の専門家がまとめ役になりたいと思っています。そして、患者さんが「まず相談する所」にしていきたいですね。
お忙しい日々かと思いますが、休日はどうお過ごしですか?
もともと筋力トレーニングが趣味で大会にも出ていたのですが、昨年子どもが生まれてからはトレーニングに充てていた時間を子どもと過ごしています。ただ、昔から気になっていたボイストレーニングは始めました。私の父も医師なのですが、ギターはプロ並みの腕前なので、自分にも音楽に対する素養が少しあるのかもしれません(笑)。
最後に地域の方へのメッセージをお願いします。

幅広い診療を行う中で、総合診療と家庭医療の2つの分野を専門としていることが当院の特徴です。専門家の役目として、見逃してはいけない疾患を適切に判断し、適した検査と治療を行っていきます。また、症状の背景にある患者さんの生活やご家族のこと、価値観などまで理解した診療にも努めていきます。安心と安全の両方を意識しながら、この三鷹地域のかかりつけ医をめざしていきたいです。お子さんからご年配の方まで、困ったことがありましたら何でもすぐに相談に来てください。

