全国のドクター14,387人の想いを取材
クリニック・病院 156,781件の情報を掲載(2026年8月28日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 埼玉県
  3. さいたま市浦和区
  4. 北浦和駅
  5. 森山歯科クリニック
  6. 森山 聖子 院長

森山 聖子 院長の独自取材記事

森山歯科クリニック

(さいたま市浦和区/北浦和駅)

最終更新日:2026/08/12

森山聖子院長 森山歯科クリニック main

「森山歯科クリニック」は、JR京浜東北線北浦和駅から歩いて3分ほど。2026年4月、駅前の一角に移転リニューアルし、同時に森山聖子先生が2代目の院長に就任した。1979年に父が開業して以来、40年以上にわたって地域の口の健康を支えてきた歯科医院である。新しい院内は、歯科医院らしさをあえて抑えた開放感のある造り。診療室はすべて個室とし、台数を絞ってでも一人ひとりとじっくり向き合える環境を選んだ。「その場をしのぐ治療ではなく、長くお付き合いできる関係を築きたい」と話す森山院長は、歯科医療に携わる家族のもとで育ち、分院長として歯科医院運営を学んだ経歴を持つ。先代から受け継ぎたいものは何か、そしてこれから何をつくっていくのか。移転からの数ヵ月を振り返りながら、これからの同院について話を聞いた。

(取材日2026年7月28日)

歯科医療に携わる家族の背中を見て、歯科医師の道へ

まず、森山院長が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

森山聖子院長 森山歯科クリニック1

父の影響が大きかったと思います。母は歯科技工士をしていましたし、叔父も歯科医師でした。周囲に歯科医療に携わる人が多い環境でしたので、自然と進路として考えやすかったのだと思います。もともと医療に関わる仕事にも興味がありました。ただ、父からは大反対されました。歯科医師以外なら何でもいい、と言われたほどです。父は本当に仕事一筋の人で、土日も講習会に出かけ、平日も帰りは遅い。それくらい時間と力を注がなければいい仕事はできない、という考えの人でした。本人は充実していたと言っていましたが、自分の時間はほとんど取れません。同じ思いを子どもにさせたくなかったのだと思います。結局、その反対を押し切って同じ道に進むことになりました。

開業医であるお父さまの姿は、どのように映っていましたか。

今は、患者さんを私が引き継ぐ機会がかなり増えています。40年以上来てくださっている方も少なくありません。父が診療から離れると伝えたときには、寂しいという声をいただいたり、なかには涙を流される方もいました。それだけ一人ひとりと真剣に向き合い、関係を築いてきたのだと改めて感じています。以前の記録を読み返すと、難しい状況を乗り越えてきた経過も残っています。それを自分の患者として引き継いだ今は、身の引き締まる思いで毎日の診療にあたっています。

分院長を務められた経験から、学ばれたことは何でしょうか。

森山聖子院長 森山歯科クリニック2

卒業したら何をしてもいいけれど1年は自分のところに来い、というのが父との約束で、まずは初期研修医として当院に勤務しました。そのまま数年勤めたあと、もう一つの歯科医院に分院長として出ることになったのです。それまでは複数の歯科医師がいて、わからないことは教えてもらえる環境でした。そこから責任者として任される立場に変わり、患者さんにどう向き合うか、スタッフとどう関係を築くか、経営はどうするのかを、離れた場所で学ぶことができました。身内の歯科医院だったからこそ、数字も判断の理由も包み隠さず見せてもらえたのは大きかったと思います。また、当時は休みの日に勉強会や講演会にも積極的に参加したことで、知識もインプットでき、切磋琢磨する仲間ができたことも大きな経験となりました。

移転リニューアルで実現した、全個室の安心できる空間

2代目として院長に就任されたときの心境をお聞かせください。

森山聖子院長 森山歯科クリニック3

「とうとうきてしまったか…」というのが正直な気持ちですね。まだ先でいいかなと思っていた部分もありましたし、私では力不足なのではないかと思うこともあります。父は一人で歯科医院を引っ張ってきた人ですが、私にはその力はありません。だからみんなに助けてもらいながらやっていこうと腹をくくりました。長く勤務しているスタッフは心の準備をしていたようですが、もっと頑張らなければ、と感じさせてしまったところもあるかもしれません。長く通ってくださっている方からは、残念だという声を何度もいただきました。惜しまれながら診療から離れていった父の仕事を思うと、やはりプレッシャーはあります。

移転リニューアルにあたって、こだわった点を教えてください。

引き継ぐ時期は5年ほど前からおおよそ決まっていて、そこに以前の歯科医院の契約更新のタイミングが重なりました。施設の準備も進めながら、自分の心の準備もしてきたという感じです。設備の面では、滅菌や消毒の体制をきちんと整えることに加え、以前から活用していたマイクロスコープを新たに1台追加導入し、現在は2台体制でより精密な診療に対応できる環境を整えました。将来の人材不足も見据えて、受付から会計までの流れを一つのシステムでつなぎ、自動精算機や予約、診療報酬の管理をまとめています。雰囲気の面では、外から見て歯科医院だとわかりすぎないようにしたくて、テラスを設けたり、入り口を吹き抜けにしたりしました。治療を受けに行く怖い場所、というイメージをなくしたかったのです。

診療室をすべて個室にされたのは、どのような考えからですか。

森山聖子院長 森山歯科クリニック4

詰め込めば以前と同じくらいの台数は入りました。それでも台数を減らして、すべて個室にしています。以前は半個室でしたが、周囲の動きが見えないほうが、こちらも集中できますし、落ち着いて話をしていただけます。説明から治療まで一つの部屋で完結できるのも利点です。個室にした分、待合室などは以前より狭くなってはいます。それでも、一人ひとりをしっかり診るという姿勢のためにも大切なことですし、その思いは患者さんに伝わるのではないかと考えています。狭さを感じさせないよう、開放感を感じられる工夫はしていますので、安心してご来院ください。

一人で抱え込まない診療体制で、質の高い医療を提供

先代から受け継いでいきたいと考えていることは何でしょうか。

森山聖子院長 森山歯科クリニック5

診療に対する姿勢が一番です。来たから治療する、その場をしのぐという診療ではなく、根本を見て、長くお付き合いをして、一緒に年を重ねていく。そういう関係を築ける方を増やしていきたいと思っています。技術を丸々引き継ぐことはできませんが、健康と真剣に向き合う方にとって頼れる存在でありたいというのは、父の代から変わりません。自分のスタイルでその思いを表していけたらと思っています。もう一つはチームで診るということです。歯科医師一人では何もできません。歯科衛生士も歯科助手も受付も、それぞれの立場のスタッフが一人の患者さんをみんなで診ている。その意識と働き方は、これからも引き継いでいきたいですし、今も実際に根づいているものだと思います。スタッフ同士でもポジションごとに院内勉強会やミーティングは頻繁に行い、新しい知識にアップデートできるようにしています。

今後、力を入れていきたい診療について教えてください。

小児歯科にも力を入れて取り組んでいきたいですね。これまではインプラント治療やかぶせ物の治療が中心で、大人の方が多くいらっしゃいました。ただ、子どもの歯並びや噛み合わせについては、きちんと管理していかなければいけないと感じる場面が増えています。そうした患者さんも診ていける体制をつくりたいと考えています。もう一つは、将来を考えた治療をしたいという考えに賛同してくださる方に対して、精密な治療で応えられるようにすることです。機器を使えばよいというわけではありませんが、歯科用CTやマイクロスコープなどを整えてきましたので、それらを生かして対応できる範囲を広げていきたいと思っています。

最後に、地域にお住まいの方へメッセージをお願いします。

森山聖子院長 森山歯科クリニック6

ご自身の健康と向き合い、さらにご家族の健康も守りたいという気持ちをお持ちの方の支えになっていきたいです。長い間困っていること、悩んでいることがあれば、遠慮なくお越しください。私や当院のほかの歯科医師、スタッフの力を集めてもできないことについては、専門の歯科医師やお付き合いのある歯科医師にきちんとおつなぎします。自分だけで抱え込まず、いろいろな立場の方の力を借りて、患者さんをしっかり支えたいと考えています。何か困ったときにまず頼っていただける歯科医院でありたいので、まずは相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

唾液検査/5500円
インプラント治療/40万円~
ホワイトニング/3万円~
※個人個人の症状や症例によって価格は変動いたしますので、あくまで目安の価格となります。詳細の問い合わせは歯科医院までお電話をお願いいたします。