慢性的なだるさや頭痛
その不調、寝ている間の歯ぎしりが原因?
Smile Fit Dental Studio
(目黒区/祐天寺駅)
最終更新日:2026/02/25
- 自由診療
睡眠とは本来、心身の疲労を回復し、発達と健康を支えるためにあるものだ。しかし「ひどい肩凝りが続く」「朝起きると頭痛がして一日中怠い」など、ぐっすり寝ても解消されない不調に悩む人は多い。目黒区祐天寺「Smile Fit Dental Studio」で院長を務める勝俣弾先生は「検査をしても不調の理由が特定されない不定愁訴の場合、もしかすると噛み合わせに原因があるかもしれません」と、口腔内の環境と全身症状の関連性を指摘している。今回は、噛み合わせのずれがさまざまな不調を引き起こすメカニズムや、噛み合わせの不具合に気づくきっかけにもなる歯ぎしりの見極め方、理想の噛み合わせに近づけるための方法などについて詳しく話を聞いた。
(取材日2026年2月6日)
目次
体の痛みやつらさは噛み合わせの悪化が原因かも、将来に向けた健康投資として歯列矯正の検討を
- Q噛み合わせが慢性的な不調を招くメカニズムを教えてください。
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A
▲体の不調は噛み合わせが原因の可能性も
噛み合わせが悪いと、上下の歯を合わせた時にわずかな引っかかりが生じます。これを解消しようとして無理な動きをすることで、顎関節や特定の歯に過剰な力がかかり、頭痛や肩凝り、歯の割れ・欠けなどにつながるのです。ただし、患者さんの多くは、不調の原因が口腔内の機能不全にあることに気づいていません。そのため、悪くなった歯をその都度治療したり、痛い所をもんだりといった対症療法を続けている方がほとんどです。当院では、治療やメンテナンスの際に口腔内を総合的に診て、問題解決につながるアドバイスをするようにしています。また、寝ている時の歯ぎしりに注目すると、噛み合わせの問題の早期発見につながりやすいですよ。
- Q歯ぎしりのどんな点に注目すると良いですか?
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A
▲「良い歯ぎしり」と「悪い歯ぎしり」の違いについて語る勝俣院長
意外に思われるかもしれませんが、歯ぎしり自体は誰もが無意識に行っている生理現象であり、その最大の役割はストレス発散です 。私たちは睡眠中の歯ぎしりを通じて、日中の精神的なストレスを解消しているのです。いわば、生きるための防御反応ですね。ただし、40分を超える長い歯ぎしりは、口の中や体に大きな影響を及ぼすため注意が必要です。また、噛み合わせが理想的な状態にある「良い歯ぎしり」では、犬歯がガイド役となり、動かした時に奥歯が離れます 。一方「悪い歯ぎしり」では、犬歯が機能せず奥歯がガチガチとぶつかり合い、体が緊張状態になって不調を引き起こします。ぜひ、歯ぎしりの時間と質に注目してみてください。
- Q診断は、どのように行われるのですか?
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A
▲患者それぞれに合った治療設計を行う
エックス線撮影やCT検査、骨格のバランスや歯の位置関係をチェックするセファロ分析に加え、顎の動きを測定する機器なども用いて多角的に評価します。人によっては、顔周りの筋肉の触診をすることも。これらの検査結果をもとに、見た目ではわからない顎の位置の後退具合や、咬合の角度などを確認し、無理な力がかかっている部分を把握した上で、その人に合った適切な噛み合わせの形をめざして矯正を設計していきます。
- Q噛み合わせの根本改善をめざすための方法を教えてください。
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A
▲矯正で噛み合わせの根本的な改善を図る
舌のトレーニングやマウスガードの着用といった方法もありますが、根本的な解決につながるのは矯正だけです。当院では、単に見た目を整えるための矯正ではなく、口腔機能を正常化させるための矯正を行っています 。当院で行う矯正の大きな特徴は、原則として「抜歯をしない」ことです 。安易な抜歯矯正は顎を後退させ、機能を損なうリスクがあるからです 。まずは顎を理想的な位置へ誘導するため、オーバーレイという仮歯のような装置を使い、同時に歯の角度や高さを細かく調整するためにワイヤーを装着します 。最終的には、咬合平面をフラットにし、スムーズな犬歯誘導での歯ぎしりができる歯並びをつくることが目標です。
- Q矯正中、注意すべきことはありますか?
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A
▲矯正治療後も定期的な通院で丁寧なケアを
矯正中は、持続的な力をかけて装置を動かすため、ゴムを上下の装置にかけます。歯を計画どおりの位置に、できるだけ早く導くための重要な要素です。矯正の期間と結果に直結するので、決められた時間を守って実施するようにしてください。また、矯正期間中は汚れがたまりやすくなるため、毎日の丁寧な歯磨きと歯科医院でのクリーニングが欠かせません。矯正のチェックを兼ねて定期的に通院し、きちんとケアしていきましょう。
自由診療費用の目安
自由診療とは成人矯正/121万円~、子ども向けのMFTプログラム/46万2000円~、マウスピース装置を用いた矯正/121万円~、マウスピース装置を用いた小児矯正/77万円~

