患者の不安にとことん寄り添う
多焦点レンズを使った白内障手術
荒本眼科こじまクリニック
(東大阪市/荒本駅)
最終更新日:2026/09/14
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日帰り手術をするクリニックが増え、身近になった白内障手術。とはいえ、すべての人が気軽に受けられる手術ではないだろう。「手術はどのようなことをするのか?」「どのような先生が執刀するのか?」という不安はついてまわる。それを「手術は、人生で何回もあるものではないですからね」と理解して施術にあたるのは、東大阪市の「荒本眼科こじまクリニック」の小嶋健太郎院長。不安の強い患者には事前に手術のシミュレーションを受けられたり、質問に対してもとことん答えてくれる。クリニックを継承するまでは大学病院で網膜硝子体疾患を専門にしてきたからこそ、「難易度の高い白内障や目の奥、網膜や硝子体に病気を併発している場合でも対応することができます」と自信を持って話す。小嶋院長に、白内障手術についてさまざまな角度から質問した。
(取材日2026年8月13日)
目次
多焦点眼内レンズの導入でライフスタイルの垣根を超え、これまでの経験と技術で難度の高い手術にも対応する
- Q白内障とは、どのような病気ですか?
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A
▲先進機器を備えて、白内障検査を行っている
目をカメラに例えた時に、レンズの役割をする場所が水晶体です。その水晶体がさまざまな原因で、白く濁っていく病気が白内障です。ほとんどが加齢性のため、年齢とともに誰もがかかる可能性がありますが、先天性や外傷、糖尿病、アトピー性皮膚炎などの合併症で若い人でも発症します。「眼鏡をかけても見えにくい」「目がかすむ」「光がまぶしい」といった症状や、視力の低下などが現れます。水晶体がすりガラスのように徐々に濁っていくので、どんな眼鏡やコンタクトレンズに変えても、見えづらさの根本改善にはなりません。目薬や飲み薬でも透明に戻せないので、人工の眼内レンズに取り替える手術で治療を行います。
- Q白内障手術に使う眼内レンズには、種類があるのでしょうか?
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A
▲患者の生活に合わせた治療法の相談を受けている
これまでは単焦点眼内レンズが主でしたが、多焦点眼内レンズの登場で選択肢が増えました。単焦点レンズは、目のピントが主に1ヵ所に合う設計のため、ピントが合う距離が遠いレンズを用いた場合は、手元を見る際に老眼鏡が、近いレンズを用いた場合には、普段は遠くを見るための眼鏡が基本的には必要となります。多焦点レンズは、遠くも近くもある程度ピントが合う設計のため、多くの方が眼鏡なしで生活できるようになることが見込めます。ただ乱視の方には難しい面もありますし、ピントが合うところの見え方の質は単焦点レンズの方が良いともいわれます。生活に合わせて選べるよう、しっかりとご相談に乗るようにしています。
- Q白内障手術はどのような流れで行われるのですか?
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A
▲手術室を完備。片目の手術は通常10分程度で終わる
当院では前眼部の角膜の形状を詳しく解析できる前眼部OCT検査機器から、広角眼底撮影などの検査機器を導入しており、まず術前検査を行った上で手術日を決めます。手術は点眼薬による局所麻酔の上で行うため、痛みはほぼありません。水晶体は、細い糸で吊るされ、透明な袋に包まれた構造をしています。手術ではその袋に小さな穴を開け、超音波で水晶体を砕いて吸い出し、そこに人工レンズを入れて完了です。通常、片目ですと10分程度で終わります。糖尿病網膜症や網膜剥離など、目の奥に病気がある場合などで拡大手術に移行した場合は30分以上かかりますが、私は大学病院で多くの手術経験がありますので、経験を生かして対応できます。
- Q手術が怖い、という患者さんにはどんな対応をされていますか?
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A
▲患者一人ひとりとじっくり話をして、不安の軽減に努めている
手術というのは一生の間に、そう何度も経験するものではありませんから、不安を感じる方も少なくありません。そんな方のために、当院では術前検査の日に、手術をシミュレーション体験してもらうことができます。手術で使う顕微鏡の下に一度寝ていただき、お顔に布をかけた感触や、手術時と同様の光を当てた時のまぶしさを体感していただきます。これにより、患者さんの不安を減らすことができると考えています。術前に安定剤を処方することもできますが、それでも不安な方は、全身麻酔手術のほうが心身ともに負担が少ないので、近くの病院を紹介することもあります。どの方とも、まずじっくりとお話しをして、不安を減らすことから始めています。
- Qその他、こちらで行う白内障手術について教えてください。
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A
▲さまざまな症例に対して、対応できる体制を整えている同院
私はこちらを継承するまで、京都府立医科大学眼科教室で、網膜硝子体疾患を専門として診療・手術に携わってきました。人の目は状態も形状もさまざまです。多くはないですが、手術で目の状態を確認してみたら、水晶体を支える糸状の組織が脆弱で、眼内レンズを支える強度がないことがわかる場合があります。そのような症例では拡大手術が必要となり難度も上がりますが、網膜硝子体手術の経験を生かして対応できることが私の強みですね。また、症例によっては両眼同日の白内障手術も可能です。難症例にも対応できる体制を整えていますので、見えづらさを我慢している方や手術に不安のある方も、まずはご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とは多焦点レンズを用いた白内障手術/27万5000円~

