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住み慣れた家で自分らしい最期を
循環器の専門家が支える在宅医療

おおつか内科クリニック

(京都市伏見区/淀駅)

最終更新日:2026/08/17

おおつか内科クリニック 住み慣れた家で自分らしい最期を 循環器の専門家が支える在宅医療 おおつか内科クリニック 住み慣れた家で自分らしい最期を 循環器の専門家が支える在宅医療
  • 保険診療

在宅医療を検討する際、多くの人が「家で最期まで診られるのか」といった不安や、「医療や介護は何が違うのか」という疑問に直面するだろう。家族の急な体調の変化に戸惑い、一人で抱え込むケースも少なくない。専門的なサポートがあれば自宅で穏やかに過ごす道が開けると話すのは、日本循環器学会認定循環器専門医である「おおつか内科クリニック」の大塚薫院長だ。基幹病院での豊富な経験を生かし、専門性の高い在宅医療に注力している。「在宅医療は『幸せな選択肢』です」と笑顔を見せる院長。循環器専門医が在宅医療に携わる意義や、地域の多職種と連携して患者を支えるチーム体制、利用時に知っておくポイントとは。同院では全般的な在宅医療を受け入れているが、心不全が増える中で循環器専門医を持つ先生が診療するメリットも尋ねた。

(取材日2026年7月2日)

専門的な心疾患管理とクリニックの機動力が強み。多職種チームで、患者と家族の不安に寄り添う在宅医療

Q近年、高齢化に伴い心不全の罹患率が増加しているそうですね。
A
おおつか内科クリニック 医療・看護・介護で密に連携することを大切にしている

▲医療・看護・介護で密に連携することを大切にしている

全国の心不全の患者さんの数は、2020年で120万人でした。2030年には130万人に達すると、特に高齢者の罹患率が増加すると予想されています。そのことから、「心不全パンデミック」ともいわれていますね。そもそも心不全とは心臓から十分な血液を送り出せなくなり、体に必要な酸素や栄養が足りなくなる状態のこと。良い状態と悪い状態を繰り返すうちに心臓の機能は少しずつ低下し、治療への反応も悪くなります。進行すると、最終的には命に関わる恐れがあります。そんな心不全の発症や再発を予防するには、「地域で診る」医療が重要だと考えています。そこで当院では、心不全に対するより良い在宅医療を追究・提供しているのです。

Q在宅医療とはどのようなものか教えてください。
A
おおつか内科クリニック 詳細な検査が必要な際は、車での搬送にも対応している

▲詳細な検査が必要な際は、車での搬送にも対応している

在宅医療とは、医療・看護・介護の各専門職が手を取り合い、患者の自宅へ伺い支える仕組みです。定期的かつ計画的に行う訪問診療と、緊急要請に応える往診に分けられます。診断や治療といった医師による「医療」、療養上の世話や処置など看護師による「看護」、ケアマネジャーやヘルパーによる生活支援の「介護」の3本柱で成り立っています。当院では個々に動かず、密な連携を重視しています。通院が困難な方でも、それぞれの専門家が役割を分担することで、住み慣れた環境で質の高い医療を受けられるよう整えています。在宅医療の対象は希望される方なら全員です。私は循環器専門医ですが、内科全般診られるのでお気軽にご相談ください。

Q在宅医療を検討する際に知っておいてほしいことはありますか?
A
おおつか内科クリニック 住み慣れた環境で過ごす「幸せな選択肢」をサポート

▲住み慣れた環境で過ごす「幸せな選択肢」をサポート

点滴や酸素療法、緩和ケアなど、在宅医療で行う処置は意外と多いことを知っておくと良いでしょう。知らないまま在宅医療を始めてしまい、「自宅で診るのは無理だ」と思い詰めてしまうケースが少なくありません。ただ、在宅医療についてしっかりと把握していても大変だと感じるものですので、決して一人で抱え込まずにプロを頼ってください。制度上のできること・できないことを共有しながら、患者さんやご家族が穏やかな生活を送れる環境を一緒に見つけていきましょう。また、実際に在宅医療を行う中で、ご家族が医療・看護・介護の役割の違いを十分に理解されていないケースが多いと気づき、当院では丁寧な説明を心がけるようにしています。

Q循環器専門医による在宅医療を受けるメリットは何ですか?
A
おおつか内科クリニック 精度の高い検査を行えるよう機器をそろえている

▲精度の高い検査を行えるよう機器をそろえている

心不全などの循環器疾患が進行した際、末期管理には循環器専門医ならではの経験や細かなコツが求められます。現在、患者数の急増による「心不全パンデミック」が課題となっていますが、息苦しさやむくみといった症状をいかにコントロールし、自分らしく過ごせる状態を保つかは、循環器専門医としての知見が大きな武器になります。在宅であっても基幹病院で診療を受けるような安心感を持っていただけるように、専門的な知見での全身管理を提供しています。がんの末期と同様に、心臓の病を抱える方も好きな音楽やテレビが楽しめ、ご家族と一緒に過ごせるわが家で、最期まで穏やかな時間を過ごせるようサポートさせていただきます。

Q在宅医療の具体的な流れやサポート体制について教えてください。
A
おおつか内科クリニック 患者本人が納得できる療養生活を送れるようチームで支援している

▲患者本人が納得できる療養生活を送れるようチームで支援している

在宅医療を検討されている方は、まずはケアマネジャーに、もしくは直接当院にお問い合わせください。私たちは訪問看護師や薬剤師、理学療法士といった各分野のエキスパートと、24時間体制の連絡網で緊密に協力して患者さんを見守り、ご家族の介護負担を軽減しています。各分野のプロが足並みをそろえ、患者さんご本人が納得できる療養生活を送れるようチームで支援しますよ。また、当院では法人内にあるケアプランセンター「すみ香」と連携し、サービス面の充実も図っています。繰り返しになりますが、ご家族が抱え込まず相談できるが第一ですので、些細なことでも何でもご連絡いただければ幸いです。

ドクターからのメッセージ

大塚 薫院長

在宅医療は、条件が整えば住み慣れた家で最期までその人らしく過ごせる、とても「幸せな選択肢」だと思っています。もちろん、介護されるご家族の負担や環境によって、施設や病院での療養を選ぶことも一つの適切な選択であり、そこに優劣はありません。大切なのは、一人で悩んで「もう無理だ」と決めつけないことです。適切なサポートがあれば、自宅で好きなものに囲まれて過ごすための、より良い形が見えてくるでしょう。私たちは地域の専門家と手を取り合い、皆さんが納得できる答えを一緒に探していきます。気軽な気持ちでプロの力を頼ってみてください。