天雲 丈敦 理事長、伊藤 良彦 院長の独自取材記事
てんくも歯科医院
(横浜市都筑区/北山田駅)
最終更新日:2026/08/06
「てんくも歯科医院」を2012年に開設した天雲丈敦(てんくも・たけのぶ)理事長。「人を想う気持ちを大切にできる歯科医院でありたいです」と朗らかな笑顔で語るのが印象的だ。虫歯や歯周病の治療から小児歯科、歯科口腔外科、矯正歯科、審美歯科、予防歯科、訪問診療まで幅広く診療を行い、子どもから高齢者までさまざまな世代の患者のニーズに応える体制を整える。2026年から、天雲理事長と歯学部同窓生であった伊藤良彦先生が院長に就任。総勢約60人のスタッフとともに幅広い診療の提供に取り組む。そこで、天雲理事長と伊藤院長に、同院の特徴や歯科医療に対する思い、今後の展望などを聞いた。
(取材日2026年7月17日)
口腔だけでなく全身の健康まで視野に入れた診療を提供
まず、こちらの特徴について教えてください。

【天雲理事長】当院は、できるだけ「削らない・抜かない」をモットーに、歯科領域全般に幅広く対応する地域密着型の歯科医院です。常勤の歯科医師に加え、矯正や口腔外科、根管治療を得意とする非常勤の歯科医師や歯科衛生士、受付スタッフや訪問診療スタッフ、歯科技工士など60人ほどのスタッフが、患者さんの不安や痛みを取り除き、「ここへ来て良かった」と喜んでいただけるような心の通う医療を大切に診療にあたっています。また、歯科用CTやレーザー治療器など先進の機器を導入し、身近な歯科医院でありながら総合病院並みの質にこだわった医療を提供できるよう体制を整えています。
伊藤院長は、開院当初から診療されていたそうですね。
【伊藤院長】そうなんです。天雲理事長とは大学の同級生で、開設当初に声をかけてもらい入職しました。その後、千葉県や静岡県の分院長などを務め、2026年1月に当院院長に就任しました。こちらは、高度な設備も整い、各分野の専門家の先生や多くのスタッフが在籍するので心強く思っています。
【天雲理事長】もともと私は、予防に力を入れたいと当院を開院しました。スタートは診療ユニット4台の小さな歯科医院でしたが、すぐに患者さんが増えたので、伊藤先生に来てもらったのです。その後、同じ建物内でこちらに移転するととともに、分院も展開し、伊藤先生には分院長をお願いしていました。今回、私が医科歯科連携の取り組みを本格的に始めたので、当院の運営は伊藤先生に任せたいと考え、院長に就任していただいたという経緯です。
予防に力を入れていらっしゃるのですね。

【天雲理事長】そうです。当院では、個々の患者さんの口腔の状態に合ったオーダーメイドの予防プログラムを作成し、その内容に沿って定期的なメンテナンスを行うことで口腔の健康の維持をめざす「定期管理型の予防」を実践しています。症状が出た時だけ、あるいは年1回など少ない頻度で受診する方と比べて、定期的に通院している方は、将来歯を失うリスクの軽減が見込めます。さらに、自覚症状がないままに歯周病や虫歯が進行してしまうと、将来的に認知症や心筋梗塞、脳梗塞を発症する恐れも高まることから、定期的なメンテナンスの継続は、多くの人の幸せにつながると考えています。予防の一環として、唾液検査や細菌検査、口臭検査など通常の定期検診には含まれない検査も含む総合的な精密検査を行い、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療につなげています。また、定期的な通院を続けていただくために、「通院しやすい環境づくり」にも力を入れています。
通いやすい環境づくりに注力し満足度の高い診療を提供
「通院しやすい環境づくり」のポイントを教えてください。

【天雲理事長】院内は車いすやベビーカーに乗ったままの移動が可能なので、ご家族ぐるみでも安心して通院していただけます。またキッズルームがあり、保育士の資格を持つスタッフが、親御さんの診療中にお子さんをお預かりすることも可能です。さらに16台ある診療ユニットは、プライバシーに配慮してすべて半個室です。こうしたハード面の充実に加え、患者さんの悩みやストレスを受け止め、癒やしの医療を提供することも大切にしています。さまざまな設備や先進の機器の導入も、すべては「目の前の患者さんを良くするにはどうすればいいのか」を考えてのこと。個々の患者さんを大切に思う「ナンバーワンよりもオンリーワンの診療」が、通いやすさにつながると思っています。また歯科衛生士担当制も導入しています。同じ患者さんを中長期的に診ていくため些細な変化にも気づきやすく、患者さんとのコミュニケーションが取りやすいこともメリットだと思います。
こちらの診療方針について聞かせてください。
【伊藤院長】常に来ていただいた患者さんに、治療や対応に満足していただけるようにと考えながら診療に携わっています。患者さんの満足度を高めていくためには、歯科医師、スタッフそれぞれの心配りと連携が必要ですから、積極的に取り組めるように院長として心がけていきたいと思っています。このエリアは、お口の健康に対する意識も高く、また当院が予防に注力してきたことでメンテナンスに通われる方も多いのが特徴です。期待にお応えできるよう、できるだけ歯を残す、口腔の健康を維持する治療を心がけたいと思っています。
最近気になる症状などはありますか。

【天雲理事長】子どもたちの口の中が小さくなっていることが気になっています。口腔内が狭いと、舌の動きや口腔機能に悪い影響を及ぼし、口腔機能発達不全症となり、歯並びも悪くなります。口腔機能が十分に発達しないことから、矯正が必要な子どもも増えていますので、口腔育成に取り組みたいと思っています。矯正の前段階で介入して正常な口腔の発育を促していきたいですね。
【伊藤院長】小さいお子さんは明らかに口の中が狭く、歯が並びきらなくなっている例が目立ちますね。子育て世代も多いエリアですから、お子さんの成長に役立つ診療には注力していきたいと考えています。
心と体のケアも視野に、口からの健康維持に取り組む
今後の展望について聞かせてください。

【天雲理事長】歯周病は、糖尿病や心臓病、脳梗塞などの全身の病気にも影響を与えることがわかっています。そのため、医科歯科連携に力を入れていきたいと考えています。医科と歯科のそれぞれの専門性を生かした総合診療を提供する体制づくりや、エイジングケアも含めた全身の健康管理を目的としたフィットネスジムとの連携も考えています。そして、日々変わっていくお口の中をしっかり管理して、病気を防いでいきたいのです。ウイルスや細菌も、食物も口から入ってくるわけですから、病気は口から始まることが多いもの。お口の中に悪玉の細菌が多ければ、腸内フローラも健康的にはなりません。ですから、医科歯科連携に取り組み、心も体もケアしていくことをめざしたいと考えています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
【天雲理事長】お口のトラブルは治さなければならないものですし、治療したらそれで終わりではなく、そこから関係がつながるものです。医療において「また来てください」と前向きに言えるのは、歯科医師だけだと自負しています。地域の皆さんに気軽に来ていただき、笑顔になっていただくのが私の願いです。改めて当院の理念である「人を想う」という原点に立ち返る必要があると感じています。知識や技術を磨くことも大切ですが、そこに患者さんを想う気持ちがなければ宝の持ち腐れになってしまいます。私は、関わる人すべてを幸せにしたいという思いで診療しています。これからも温かさや人を想う気持ちを大切にできる組織づくりを進めてまいります。お口のことや長引く不調でお悩みの方は、気軽にご相談ください。
伊藤院長もお願いします。

【伊藤院長】当院は、定期管理型の予防に力を入れています。こちらに戻ってきて日々の診療にあたる中で、改めて予防の大切さを実感しています。これからも定期管理型の予防に力を入れ、患者さんが生涯にわたってご自分の歯を保ち、健康で豊かな人生を送っていただけるようサポートしていきたいと思います。また、当院は複数の歯科医師が在籍し、根管治療や口腔外科、矯正といった専門性の高い先生方とも連携して診療を行い、幅広い世代のさまざまな症状やご要望にも応えられるよう診療体制を整えています。駅にも近い便利なところにありますし、小さなお子さんのいらっしゃるご家族連れにも、多忙なビジネスパーソンの方にも、高齢の方にも受診していただきやすいと思います。気になることがあればすぐに来ていただいて、少しでも安心していただければと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とは審美歯科(ノンメタル治療)/2万2000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/部分矯正:33万円~、全顎矯正:88万円~、成人矯正/シルバーワイヤー:71万5000円、ホワイトワイヤー:88万円、ハーフリンガル:110万円、リンガル矯正:132万円、部分矯正/16万5000円、小児矯正/33万円、歯周病治療/30万8000円、口腔の総合的な精密検査/1万3200円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

